雨
いつもは静かな深夜の住宅街。今夜はやや強く降り続く雨の音が単調に聞こえるため、私はまるで川の流れのそばで寝ているような感じを受けています。
山道
山道は上り坂が続きます。ほとんどの時間、苦しい息をして地面ばかり見て歩いていますが、見晴らしのいい場所で立ち止まり振り返ると、随分登ったなあと誇らしくなる瞬間もあります。
雲の色
一冊の本を読み終わるまで、その世界の影響を受けながら過ごしていると思います。関連があるものへの関心が高まっているのが分かります。写真は夕方の空です。
読書
外では水の溜まった遊水地の面に、長い道路に並んだ街灯が反射しています。夏の初めに買った本の2冊目が、残り半分になりました。今夜の厚い雲の上に広がる星空のことを考えながら読み進めます。
鶺鴒鳴く
鶺鴒が鳴き始める時期は今頃だそうです。以前、中庭のある喫茶店である日、鳴き交わしているのを聞いたのは鶺鴒の声だったと記憶していたのですが、それが9月だったのかどうか記録はありません。その時に中庭の緑は生き生きしていた事を覚えています。
未来
窓を開けたら月光がはっきりとした影を辺りに作り出していました。涼しい空気を部屋へ入れながら、窓辺でこれからやや先の事を考えましたが今、数年前に全く予想しなかった暮らしをしている事を考えると日々、上手い舵取りを心がけるより無いのかと思います。