動物
言葉がなく、自らの体験を語れない動物は生まれてからずっと、自分の体験しか世界を持たないものか?
どうなのかは分かりませんが、周りに個体がたくさん居て、同じ時代を生きているが、交差はしても、他の体験を知ることはほぼないように思われます。
■
寝る前に窓辺で静かな辺りの様子を楽しんでいると、町内の南西の方角に強く降る雨の音が現れました。音はだんだん大きくなり、雨は人が走るくらいの速さでこちらへ向かっているようでしたので、私は窓を少し閉めてそれを迎えました。
風
空気を取り込む小さな窓を通った風がカーテンを動かしながら吹き降りています。外は今日も晴れ、暑くなりそうです。
1日の終わり
静かな1日の終わり。月が高い空で明るくなって来ています。家の荷物を一つ一つ調べて、不要なものを捨てたい気持ちはあるのですが、荷物を広げることが億劫で一向に実現しません。
石
近所の神社にある石の構造物を寄贈した人の名前が、その石に刻まれて伝わっています。遠い昔、江戸時代の人です。今日、私が読んだその文字を、私の居ない遠い将来の誰かも目にするのでしょう。
20171211
お正月休みに読みたい本が見つかりました。今回は一冊です。気がつけば、今年も三週間を残すばかり。私の所では現在、年賀状は買ってきたまま、来年の手帳はまだ購入していません。多分、ぎりぎりになって急いで年越し準備をします。
開発
私のお気に入りだった尾根伝いのトレッキングコースから見える景色が、すっかり様変わりしていました。山道の直ぐそばまで住宅街が迫り、送電線を架けている鉄塔が、以前は山の上に立っていたものが、今では町の中に位置しています。